歯科ブログ
「歯茎の黒ずみ」除去、、、経過 ⑴
さて今日は、先日歯のホワイトニングで、歯肉がメラニン色素沈着のために歯茎が黒くくすんでいたのが目立つようになっていた方の色素沈着除去の経過観察の日です。
この患者さんは歯肉の厚みが薄そうで、より一層の注意が必要であったこと、そしてWEBで皆さんに治療経過を紹介させていただくために特別にお願いし、1回目は特に分かりやすい一部分の治療から開始しました。ご協力ありがとうございます。
お口の中の歯肉は絶えず再生を繰り返しています。毎日のお食事や歯ブラシなどでできた小さな傷などは一晩で治ってしまうことが多くあります。
さてUさんの歯肉はどうなっているでしょうか? ご一緒に診させていただきましょう。
左の画像が術前です。向かって右側の2番目と3番目の歯の間の色素沈着部分をレーザーで除去しました。麻酔は表面麻酔のみ5分間です。
治療部分がピンク色の歯肉になり、特に左側のメラニン色素沈着部分との境界が明確になるほどに改善されています。
ただUさんは治療部位がまだ完全に新しい歯肉に置き換わっていません。「メラニン色素除去」後、約1週間で歯肉が完全に新しい歯肉になり完治する方と、10日から2週間ほど完治に必要な方がおられます。
Uさんはもう1週間待って、その後上あごは左右一度にレーザー治療させていただくことにしました。
まだ経過観察の時点ですが、Uさんご本人は結果に大変満足され、また治療当日の表面麻酔が切れた後の痛みも無く、何の支障も無く食事もできた、との事です。
もちろん第一回目の治療から、上下どちらかの顎の左右同時にレーザー治療させていただける方もおられますが、少しでも不安がある場合は私の判断で、今回のように部分的なテスト治療から始めさせていただきます。どうかご了承ください。
「メラニン色素除去」を一回させていただきますと、特に喫煙など色素の再沈着を避けていただければ治療は基本的にその1クールで終了します。「レーザーホワイトニング」のように定期的に繰り返し必要なことはありません 🙂
気になる方は、ぜひご相談してください!