歯科ブログ
「ワンデイ·ホワイトニング」の続き :)、と私の考える「ミニマムトリートメント」 :)
GWは満喫しましたか?
私は東南アジアの、先日まで大統領選挙に大騒ぎしていた国で心ゆくまで人間観察をしてきました。なんて汚い街!という方もおられますが、そんな街の一角にカメラ片手に1日の大半を座り込んで通り過ぎる人を穴が開くまで見るのが私のマイブームです 😀
ご興味の有る方は診療の合間になんでもお尋ねください!喜んでお話ししましょう 🙂
さあ、次回は夏休みに向けて頑張りましょうね!
今日は「ワンデイ·ホワイトニング」の続き、というか補足です。
私の仕事での大切な目標、というか理想は「ミニマム·トリートメント」。要は文字通り、なるだけ最小の治療で最良の効果を得ることです。これも大いに関係あり!ですからぜひご参考にしてください 🙂
皆さんは体の他の部分と同じく、お口の状態に100%を求めておられますか? 完璧な歯並び、個々の歯、噛み合わせ、、、どうでしょうか?
私は一本一本の歯には100%の治療をし、お口の全体としては70〜80%の状態にさせて頂くことを考えています。
例えば、水が沁みる歯がある、と来院してくださった患者さんには実際に見て、レントゲンでも確認し、虫歯じゃない知覚過敏の可能性大であれば、削ったり神経の治療はしません。私なりに診た沁みる原因を説明して、うがいはちょっとぬるま湯で、冷たいものは反対側でワンクッションしてから飲むようにしてもらいます。
要は100%は求めず我慢がその歯にとってプラスなら、我慢してもらいます。、、、私は、なんて冷たい歯医者なんでしょうね 😛
カッコをつけて言えば、いったん削ったり神経を取ったりして、もう元に戻せないような不可逆的な治療は、最終手段にしている、という歯医者です。これは自身の経験と院長から学びました。
ご年配の多くの初診の患者さんのお口を見せて頂くと、一つの入れ歯を収めるために多くの歯が削られたり、被せ直されたりしています。
院長はなるだけ現状の状態でしっかりした義歯を作ります。
どちらがいいでしょう? 私は患者さんの歯は尊敬するべき歯だと思います。長い間ですり減り、ぴったりかみ合っている歯並び、
自然に勝るものはありません!
私を不精な歯医者と思ってくださっても結構です :) だんだん院長に似てきたのかな? 「憎まれっ子、世にはばかる」が私の座右の銘になってきました 😉
さて、「ワンデイ·ホワイトニング」を含め私の処置させて頂くホワイトニングも「ミニマム·トリートメント」の一つです。
やっぱり、どなたに聞いても痛いのは嫌、いっぱい削られるのは嫌、長くかかるのは嫌、、、だそうです(汗
レーザーホワイトニング自体も短時間だし効果も実感できますし、その時に古くなり変色している詰め物の表面を研磨すれば驚くほど綺麗になります。
これはある患者さんの上の前歯がどれだけ変わったかをメモしたものです。短時間で走り書きしたもので、汚くてスミマセン。
左上1番目の歯は6.5が6に、2番目の歯は8が6.5に、右上は1番目が6が5.5に、2番目は7が6.5に白くなっています。
平均値を専用のカードに記入しお渡しします。次回が楽しみですね ! 🙂
いかがでしたか? ぜひ「ミニマム·トリートメント」に挑戦してみてください!