歯科ブログ
「歯ブラシ」考
いきなりですが、普段クリニックで患者さんにオススメの歯ブラシは?と聞かれた時には「ruscello」シリーズの「P10-S」という歯ブラシを患者さんに薦めています。「P10-S」は「歯肉の痛みの強い人用 中等度〜重度歯肉炎用」とされていますが、個人的にはブラシの形状、硬さが多くの人に最適なように思います。
残念ながら現在は歯科医院限定販売のようですが、患者さん情報では東急ハンズには置いているようです。
ところで、私は職業柄でしょうか、旅行時には歯ブラシは現地調達しています。というか、それが旅の楽しみでもあります。一番簡単なのはホテルのアメニティとしてある歯ブラシ。全く意に介していないとしか考えられないもの(汗 から一工夫考えられているものまでいろいろ面白いですよ。
一度ハワイで有名とされているホテルで、これは「ゲルマン民族限定」やろう、というブラシに当たったこともありました。一度使っただけで歯茎は傷だらけ、洗面ボールが出血で真っ赤っか、しばらく歯肉炎が治らなかったです(汗
最近ではアジアの某国のホテルのブラシが良かったです。
グリップ部分が力が調整しやすくできています。さすが「アジア民族用」ですね(笑
家では最近「SOLADEY N4」というブラシを試用しています。「光と水だけで歯垢がごっそり落とす歯ブラシ」というキャッチコピーに惹かれました。ブラシ部分は別売りの交換用の柔らかめにしています。まだ一ヶ月程度ですが、なかなか良いのではないでしょうか?
歯周病の最大の、そして最も効率的基本的な予防は毎日のご家庭での「歯磨き」です!!
皆さんも自分に合った歯ブラシをぜひ探してみてください。「たかが歯ブラシ、されど歯ブラシ」ですぞ!
歯ブラシと関連して、もう一手間かけてホワイトニングも希望の方は「活性炭」、「バナナ」もどうでしょう? 両方ともに純粋なナチュラル。自然志向派の方にもオススメです。
またウルトラソニックやいろいろな動きを選べる電動歯ブラシもポピュラーになってきました。
何れにしても、手用歯ブラシと併用する方が良いこと、ブラシはペンを持つように保持し過度な力が入らないような工夫をする、歯磨きチューブはブラシ部分の1/4程度を目安に使う、2本位づつ磨いていく気持ちで小刻みに磨く、、、などを考えて、効率よく、楽しく磨きましょう!